我が家では、ルンバが毎日活躍しています。
私は、購入前にはこういった掃除機には否定的な考えを持っていました。
バッテリー駆動の掃除機で、どれだけゴミが取れるというのか、部屋を動き回るエネルギーと吸引するのに使うエネルギーでどれだけ掃除ができるのか、といった感じです。
しかし、家内も働き始めたことや、私がほとんど掃除をしないことなどの事情が重なり、家内からの「ルンバ」欲しいリクエストが日に日に強くなってきました。
そんな時に、同じように子どもがいる職場の知人からルンバを使っていると聞いたので、いろいろと聞いてみました。
趣旨としては、「購入してよかった」「最近購入した家電でベストかも」「安いタイプで十分」ということでした。
結構働くし、ゴミが取れるとのこと。
はーん。結構いいのかなと、今までの自分の固定観念を改めようと、そして、技術の進歩ってすごいなと素直に感心しながらも、家電好きな私としては、購入前に色々とリサーチです。
まずは、メーカー。
まず、アメリカのiROBOT社 (ルンバ)
パナソニック(ルーロ)
人気から見てこの二択かなと。(まだ他にあったと思いますが、純粋に全体としての性能の良し悪しは、出荷数の影響も大きいという私の考えです)
○iROBOTルンバについて
世界中で売っているので、出荷数が多い(それだけデータの蓄積、不具合の対応、商品へのフィードバックが期待できる)
アメリカ製ということにちょっと抵抗を感じる
いろいろなタイプがあるが、安いタイプで大丈夫か
ゴミの掃除はしやすいか
消耗品は手に入りやすそう
○パナソニックルーロについて
発売されたばかりなので、出荷数がルンバに比べて少ない
その当時、口コミや使用状況のレビューが少なかった
パナソニックらしく壊れにくいか
おにぎり型で、コーナーの掃除に強い
回転ブラシが、ルンバの1個に比べて2個ある
当時8万円以上しており、高すぎる
頭を冷やして、基本に立ち返ることにします。
まず、自分は購入したいものは何か?
「掃除機」
掃除機に8万円出すのが、妥当なことなのか?
いや、私の感覚では、8万円は高いと思う、出せても3万円台ではないかな。
ルンバの上級機種はスマホ連動や、タイマーで動くという機能がある。
下位機種は鉛蓄電池で、上位機種はリチウムイオン電池。
私の家での使い勝手を考えると、スマホ連動や、タイマー機能は必要か?
ただ、リチウムイオン電池の方がいいよな。
仕事に行く前にonして行けばいいんだから、スマホ連動はいらないと思う。タイマーで掃除なんかしないと思う。掃除が終われば自動的に充電場所に戻ってくるし。
アメリカ製品というのはどうだろうか?
アメリカ製品については、自分は最近見直しています。
代表的なところは、ipadやiphoneです。(アメリカで製造していないですが、それは最近の日本製品も同じで、設計や企画がアメリカや日本という捉え方で書いています)
スピーカーのBOSEもそうですが、ipad、BOSEなどのアメリカ的技術オタクのこだわりの強さが光っています。
話はそれますが、当時のipadのwebサイトでの紹介動画を見ていると、ちょっとおかしいぐらい細部にこだわっているアメリカ人がipadについて語っているのが面白かったです。
その動画を広島弁で吹き替えした動画は本当に面白かったです。技術のこだわりがビンビン伝わってきます。
日本企業もこれぐらい自社製品のことを伝えればいいのにと思ったものです。
アメリカらしいということなんでしょうが、そのおかしいくらいの技術的なこだわりは、本来は日本の、特にソニーなんかの特徴だったと思うのですが、最近の日本企業はそんなところがアメリカに負けていないかと心配になります。
マスコミにガラパゴス化と言われ、それを否定的に捉えられて、変わってはいけない本当に残してほしい、差別化すべきところまで、非ガラパゴス化してしまったような気がします。ソニーなんかはとんがっていてほしいものです。
話を戻しますが、前述の職場の知人の話によると、下位機種を使っているが、バッテリーも結構持つよとのことでした。
そういうことで、結論として、
「ルンバの下位機種を購入」することにしました。
次回はどこで、購入するかについて書いていこうと思います。