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株主優待メインの株式投資、米国株投資、日曜大工、子育て、自己啓発などを気ままにつづります。

最近、タイミングにかける投資はやめた方がいいとチャールズエリスさんの言っていたことがよくわかるようになってきた

 いろんな人が投資についての本を出していますが、私がかなり影響を受けて熟読している本は、「敗者のゲーム」チャールズエリス著 です。

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 最初に言っておきます。私はこの本が大好きです。しかし、内容についてそうではないと思いたいところもあります。

 私は市場に勝ちたいという願望を持って投資しています。

  

敗者のゲーム原著第6版 [ チャールズ・D.エリス ]

価格:1,836円
(2018/2/12 09:54時点)
感想(4件)

「全米累積100万部」の実績があり、1985年初版とかなり前に書かれた本であるにかかわらずず(改定がされていますが)今でも読まれていることを考えると、世代を超えた名著と言えると思います。

 この本のすごいところは、株式投資の銘柄探しの面白さなどを否定して、純粋に資産をどうすれば増やせるかというところにフォーカスししているところです。

 

 というのも、本屋さんで今売っているのは、値上がりしそうな個別銘柄を紹介したものや、株主優待が良い銘柄を紹介しているものが多いですし、また、ローソク足のようなチャート分析などのテクニカルなものを紹介した本も多いですよね。

 

 この本は、そういった株式投資のおもしろさ」明確に否定しているように思います。純粋に資産を増やすにはどうすればいいかを、面白さを排除して合理的に追及しています。

 

 でも、とても読みやすくて勉強になる本です。

 

 最初の序文にあるのですが、この言葉を肝に銘じて投資したいという言葉があります。

「他人任せにせず、自分自身で考え行動すべき」

「基本的で単純な戦略で立ち向かうのが正しいアプローチの仕方」

「勉強は本を読むことから始まる」

 

 この視点で、私もこの本に書いてあることを鵜呑みにせず、私の投資方法を考えていきたいと思っています。

 

投資は娯楽ではない。責任である。本来エキサイティングなものでもない。じっくり腰をすえて取り組むべき作業なのだ。投資がエキサイティングになってきたら何かが変だと追う必要がある。」

 と述べられています。いや、私としては、銘柄探しや株主優待投資が楽しくてやっているので、否定されるのは苦しいですよね。でもこの言葉は事実だと実感しています。

 

 そして、スタンスとしては

「長期投資の基本原則は決して変わらない」

「実際投資の基本原則が変わったと思われるような時こそ、その原則が最も重要でまた必要とされる時なのだ」

 これは、私も全くそう思うし、そうありたいと思います。

 

 そして、私たちがゲームに参加する相手は、

「私たち個人投資家の売買相手とは、圧倒的な情報・知識・経験を備えた大機関投資家だということを忘れてはならない」

そしてその相手は

ベストアンドブライテストの集団である、極めて優秀なプロのファンドマネージャー

 

 アメリカの優秀な大学を出た優秀なファンドマネージャーが相手とは苦しいとは思います。報道を見ていると、ゴールドマンサックスなんかえげつないなと思うこともありますしね。

 

 個人投資家の取引のほとんどは大機関投資家には及ばない。とすれば、最も有能な個人投資家でも実績は最下位に近いだろう」

 そんなに断言しなくても・・・。

 

「そもそも投資とは、ゼロサムゲーム以下の、全体としては、手数料を考慮すればネガティブサムゲームだということを強調しておきたい」

「アクティブ運用とは全体として大幅にマイナスとなるゲーム」

  そう思います。手数料は安くなってきていますが、売買益にかかる20%の税金も高いですよね。

 

 そして、時代の移り変わりについても
「資産運用の世界では市場に勝つことができるという信念が支配的だった。でも今はプロの運用機関にとってさえあてはまらない。」

「市場に勝とうとする試みは魅力的で刺激的だがここにきてどんどん難しくなってきている」

 昔と今とでは違うということですね。

 

 いやでも、市場平均より勝ちたいですよね。個別銘柄選びで。 

 

「それでも、市場に勝ちたいなら、市場タイミングを的確につかむことだ」

 

 確かにそうなんです。それさえわかれば。だから、そのための株式投資を分析している本が本屋さんにいっぱい並んでいるのです。今から上がる銘柄選びとか。チャート分析とか。

 

市場タイミングをはかる取引がいかに難しいか」、

他の投資家の話として

「40年やってきた。自分がやる前は偉大な方法であったかもしれないが、私の時にはどれ一つとしてうまくいかなかった。何一つ。」

将来の成績は十中八九、過去の成績とは関係ない

機関投資家個人投資家は、現在とは全く違った過去の市場で生まれたロマンチックな夢を捨てていない。「投資機会」というロマンチックな夢に支払った代償は大きい」

 

 いやそれは言わないでほしかった・・・。日本人は、その値上がりや値下がりなどの結果にストーリーを求める傾向が強いように思います。競馬でも株でも。でも合理的にドライに考えなさいということなんですね・・・。

 

 そこで、

「75年の株式リターンの大部分は上昇率のベスト60か月(7%)に達成されている。もし、私たちにこれがどの月かを見分けることができれば、その利益は計り知れない。しかし、それは全く不可能なのだ

 いや、「全く不可能」とか、ここまで明確に否定しなくても・・・。でも値上がる前に分かれば苦労はないですけどね。

 

そしてこう結論付けています。名言です。

「投資家は「稲妻が輝く瞬間」に市場に居合わせなければならないということだ。相場のタイミングに賭ける投資は間違っており決して考えてはいけない

 

 個別銘柄としては

「個別銘柄の評価は、プロはみんなやっていて、それ以外外でも上がるときがある。みんな同じことをやるから、相手より優位に立つのは難しい」

「比較優位を確立する機会を得たとしても、それを長期間にわたって持続させるのはほぼ不可能だ、うわさはあっという間に広がってしまう」

 確かに、それはいえます。

「将来の株価の動きを予測する法則性はない」

「素直に言って、個人投資家が市場を見ながら売買するときはだいたい失敗する

「それでもプロのファンドマネージャーに勝てると信じ、勝ちたいという夢を捨てきれないのなら幸運を神に祈るしかない

 いや、私はそれは言い過ぎと思います。確かに正論かもしれませんが。こんど書きたいと思うのですが、ここの部分は私はバフェットさんの言うことを信じて努力します。全部は勝てないですが、勝てるところがあると思うのです。

 

アクティブファンドについては、

「短期的にはマーケットに勝つことのできる投資信託はあっても、長期にわたって市場平均以上の成績を出せる投資信託は極めて限られている。そして、これまでにそうしたファンドを事前に見分ける方法を見出したものはいない

個人投資家の場合、事前に市場に勝てるファンドを見つけることは明らかに不可能だ

「アクティブ運用が敗者のゲームにかわってしまった」

 

 市場に勝つのは難しくなっていると。確かに、ここまで書かれるとね。でも、アメリカの優秀な人たちがしのぎを削っている市場で、その人たちに勝つのは困難だというのは分かります。それに、事前に見つけるのは難しいとは思います。

  

「新しいルールの下でゲームのカギを握るのはコストである」

「これこそが、ほとんどの運用機関が負けてきた理由」

  それは分かります。信託報酬とかもかかりますし、さらに売買しすぎるとコストがかかりますしね。

 

「つまり市場に負けないインデックスファンドへの投資を考えてみるべきだ、インデックスファンドはおもしろくもおかしくもないがとにかく結果が出る

「インデックスファンドは投資のドリームチーム」

 

 個別株への投資ではなく、インデックスファンドへの投資が資産を増やす方法だと説きます。

 投資期間としては、

投資信託は、デートではなく結婚だ」 

 そうなのかもしれませんが、私はそこまで・・・。

最大の問題は、投資家が期待リターンを実現できるほど株式を長期保有できるかということだ

 

 これはよくわかります。

 

 ここで、10年ぐらい株式市場でやってきた私の経験ですが、チャールズエリスさんの言うことは当たっています。悔しいけど。

 でも、個別銘柄やアクティブファンドも全体的には勝っているので、違っていることもあると思います。

 

 かなり昔にこの本に出合う前に、何かの雑誌を読んで、インデックスファンドを買っていたのですが、この人の言う通りです。「おもしろくもおかしくもないけど結果が出る」まさしくこれです。「よくわからないけどすごくプラスになっているやん、ラッキー」みたいな感じですよ。

 

 私は家庭のお金を使って投資をしているので、あまり大きいリスクは取れません。そういう意味ではインデックスファンドはいいのです。ドカンと何倍かに上がることはありませんが、定期貯金よりはよっぽどマシです。こう書いていると定期預金の意味ってなんだろうなと思います。

 

 ここでやっと、タイトルのことですが、最近読んだブログの影響で米国株投資を始めようと準備していたのですが、仕事が忙しくて外貨を用意して手続きをする時間がなく、なかなか始められなかったのですが、そんな時、米国株が暴落してしまっていました。

 ホッとする反面、投資タイミングって本当にわからないなと思った次第です。この本の言う通りです。

 

「長期投資を行うときに一時的なマーケットの上下に振り回されてはならない」

「市場の歴史を学ぶことで対抗する」

「マーケットの予期せざる展開や乱高下は避けられない」

 

 歴史を学ぶことは大事と言うことですね。同感です。この本を読んでいると、司馬遼太郎の「坂の上の雲」で秋山真之が海軍の戦略を勉強するためにアメリカに行って勉強するくだりを思い出します。そのころからアメリカのこういうところが強さなんでしょうね。

 

 昨日、車で出かけるときに、小学生の子供に2時間ほど日本の歴史・国の仕組みについて一生懸命しゃべったのですが(どれぐらい聞いていたかわかりませんが)、歴史を学ぶということはとても大事だと伝えています。丸暗記でなくストーリーが大事なんだと。マンガ日本の歴史を読めと。分かってくれるかな・・・。

 

 投資も勉強ですが、うちもティーンエイジャーの子供がいるので、子育てに勉強と忍耐の連続です。最後にこの本のこのくだりが好きです。

ティーンエイジャーの子供を育てるときのように、常に最大の目的を忘れず、落ち着いて忍耐強く首尾一貫して行動することが必要だ。だから「己自信を知れ」ということが投資における鉄則となる」

 

 今日は初めて米国株を買ってみました。今後ともタイミングを意識せずに、いいと思ったものに投資したいと強く思いました。 

 

おすすめの本です

敗者のゲーム原著第6版 [ チャールズ・D.エリス ]

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