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久しぶりに株主優待の記事です(笑)
記事を書こうと思って、優待の資料や写真などは置いているのですが、書く時間を捻出するのがね・・・。言い訳です(笑)。でも優秀なブロガーの人たちは継続して記事を書いているのは本当に尊敬します。見習いたいものです。
この優待はまとめて使うのがいい
カタログショッピングのベルメゾンを運営する千趣会の株主優待です。
私はこの銘柄はかなり長期に渡って保有しているので、毎年優待を利用して注文しているのですが、今回注文してみてやっぱり年1回まとめて優待券を利用するのがいいなと思ったので記録しておこうと筆をとりました。
ベルメゾンの優待内容
優待内容をホームページから抜粋しましたが、下記の通りです。
(2019.4 ホームページより)
つまり、100株保有で、
9月に1000円
3月に1000円+長期保有者(3年)1500円
と、年間では合計3500円の優待をもらうことができます。
カタログやネットで使えるお買い物券です。
でも、ベルメゾンでは5000円以上の注文で送料無料なので、1000円程度の優待ではちょっとね・・・。
年度末(3月)にまとめて使える
ここの優待のいいところは、9月にもらえる優待は3月末が期限なので、3月に届く優待と同時に使うことができるところです。
妻がほしい商品をネットで見つけて、私が注文するという感じですね。
ネット注文での優待券の使い方は簡単です。
3月と9月に郵送されてくる優待券にはパスワード等が記入されているので、ベルメゾンのサイトで支払い時にそのコードを入力するだけです。
まず、支払いの画面になったら「お買い物券を利用する」をクリック。
そうすると、郵送されてきた優待券の各種番号を入力する画面が出るので、ここに入力するわけです。
ここのいいところは、9月と3月にもらった優待券3500円分を全部入力できることですね。
入力すると、優待券の利用金額が反映されます。
大判ストールとフードコート、合わせて10,338円のところ、優待券で3,500円引きされて、6,779円で購入できました。
もちろん5,000円以上注文なので送料は無料です。
まあ、アマゾンならね・・・。
商品が届いた
商品の写真を撮影するのを忘れていたのですが、単純に3500円引きで購入できたというのはうれしいですね。
妻にはお得に購入できたとしつこくアピールしています。
「株式投資やっててよかっただろ」と。
まあ、株式投資は損をすることもありますからね、機嫌よく株式投資を行うために、損も得もきちんと情報開示していかないとね。
将来性についての個人的見解
私個人の考え方としては、このベルメゾンのカタログショッピングというよりネットショッピングの将来性は明るくないと思います。やっぱり、アマゾンや楽天が強敵だと思うからです。
でもそれは男性の考えであり、ベルメゾンには一定のファンがいるようですし、女性の考え方は違うのかもしれませんね。
しかし、郵送してくれた2018年の事業報告を見てみると、売上高が1133億円に対して経常損失で42億円となっていました。メインの通信販売事業の売上高が14%程度減になっているのが大変気になるところです。結果、2018年期末配当は無配です。
ブライダル事業その他は増収増益となっているようですが、売り上げの76%をしめる通信販売事業の売り上げが落ちているのはつらいところですね。
優待制度は好きなのですが、このまま会社が変革をしないのであれば、売却時期についても考える必要があるかもしれませんね。
もちろん会社も改善施策を考えているようで、事業報告書を読むと改善施策として1番にあげているのは「事業規模の適正化」でした。施策の内容としてはパンチが弱いですが、ストレートな施策だと思います。
爆発的な成長はないですが、適正なお客さんの数に対して、適正な商品点数や内容と規模を定めて利益の見込める体制を作って行くというところでしょうか。
2021年には売上920億円、営業利益40億円を目指すとあり、改善施策は2019年度には効果が発現する見込みとあります。
2019年は注意深く業績を見守っていきたいと思います。