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いつも楽しい商品
株主優待投資を長くやっていると、毎年同じ優待品の銘柄と、きちんと毎年内容を変更してくれる銘柄があります。
金券やカタログから選ぶ優待は毎年同じでもいいのですが、企業が商品を決めて送ってくれる優待は毎年同じっていうのもちょっとね。
基本的に、企業は安定的に長期保有してくれる株主を必要としているはずなので、 長期に保有している株主にインセンティブがあるのは理にかなっていることだと思っています。
日本ではよく本来の筋から離れたことがよく起こり、それが固定化されてなかなか変更されないということがあります。
本当は株主優待も不思議な制度だと言えます。
特にQUOカードなどの金券の株主優待なんかどう考えてもおかしいですよ。
そんな中でもカゴメの優待は王道です。
王道のトマトケチャップも入っていますが、普段自分が購入しない商品も入っているのがいいところです。
もし、自分が気に入れば次はお店で買いますからね。
自社の商品やサービスをよく知ってもらう。これが株主優待の本当の趣旨ではないでしょうか。
www.financepensionrealestate.work
私はこの記事の内容は正しいと思っています。
でも私は株主優待投資が大好きです。割と株価が安定していますから。
金券の優待など、株主優待制度の趣旨を逸脱している銘柄が多いのが問題だと思います。(まあ私もそんな銘柄は持っているので、偉そうなことは言えませんが(笑))
特に、権利確定日間近の売買で優待の権利だけ獲得するなんて、なんのための株主優待制度なんだろうと思います。
ちなみに、カゴメは6ヶ月以上継続保有が優待権利獲得の条件です。
株主10年記念品が届いた!
知らなかったのですが、なんと10年保有していた株主に記念品をくれました。
いやー、もうカゴメの株を購入してから10年以上経過するんですね。感慨深いです。
10年前は「みきまる」さんをはじめとする優待投資家の話を雑誌で読んで投資をはじめたんです。
今思うと「株式投資をやっておいて良かった」としみじみ思います。
本やネットの記事で読む知識と、実際に行動して損をしたり利益を得たりした経験では全然違います。
もし、10年以上株式投資をやってなかったら、株式投資はただ危ないものだという認識は変わらなかったでしょう。
この10年の経験があるから、ある程度安全性を考慮して家庭のお金を、貯金でなく投資で大胆に運用できているのだと思います。
ちなみに、この商品はちょっとフェリシモ的で微妙な10周年記念品です(笑)。
なんとトマトジュース専用のグラスです。
いや、トマトジュースそんなに飲まないしな・・・(笑)。
トマトジュースの美味しさを最大限に実感できるそうです(笑)。別に実感しなくてもいいし・・・。
でも、普通に使えるグラスですね。
トマトの会社から野菜の会社に
知らなかった。こんなスローガンだったんだ。
まあ、カゴメと言えばトマトケチャップですからね。
株主優待制度も、宅配コストの上昇で今まで年2回送ってくれていたものが、年1回の送付と変更したとあります。
回数が減るのは寂しいですが、いただける商品の値段は変わらないですし、宅配コスト削減というのも真っ当な判断で好感が持てます。
私がカゴメが好きなのは、
- 株主優待制度の趣旨に沿った王道の商品
- 毎年変更してくれる商品
- 継続保有で権利獲得という制度
- 長期保有者へのインセンティブがある
- 今回の優待制度変更理由が納得できる
やってることが「まとも」で「まじめ」だと思うからです。
2007年に購入した時は、1847x100円でしたが、2019年12月では、2684x100円になっています。
株主優待狙いで12年前に購入し、ただ長期保有しただけで+83000円の値上がりと、毎年配当金がもらえ、毎年優待品がもらえ続けます。もちろん銀行の利率よりもいいです。
株式投資は損をすることもあるので、万人におすすめできませんが、私はこの本を読んでこういった投資方法に落ち着いています。
株式投資というか資産形成の名著です。
(株式投資の面白さを明確に否定していますが・・・)
ちなみに今の金融庁がやっていることは、この本を読めばよく理解できると思います。
悲しいかな、このような素晴らしく良い本はアメリカ人が著者の場合が多いです。
どうも日本人の本は小手先のテクニックに走っているような気がします・・・。
多分、カゴメという企業によっぽどのことがなければこの先もずっと保有し、配当と優待商品をもらい続けていく予定です。