3人子育て家族の節約&投資ライフ:DIYから株式投資まで

米国株投資、株主優待投資、子育て、教育、DIYなどを気ままにつづります。

この映画を見て司馬遼太郎の本を読むとアメリカの強さと昔の日本の強さが分かる気がする

目次

我が家になくてはならないアマゾンプライムビデオ

 前から見たかった映画「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」をアマゾンプライムビデオで休日前の夜に見ました。

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 マクドナルドですね。


映画『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』予告

 まあ、問題作というかレイクロックに賛否両論という感じでしょうか。

 アメリカの良いところは、これを映画化するところですね。実在の企業なのに。

 

eiga.com

米国企業のすごさというかエグさ 成功したらアメリカン・ドリームでなんでもありか

 この映画を見ると、さすがというか、何というか、アメリカはやることがエグいな、と思います。

 それをあまり悪びれなく「アメリカン・ドリーム」と言うあたりも(笑)。

 日本でいうと「勝てば官軍」という感じでしょうか。

(これも日本マクドナルドの藤田田さんの本ですね)

 昔の日米貿易摩擦で日本のコンピューター(OS)の芽をつぶすやり方、最近の米中貿易戦争のやり方。

 やれる手段は何でも使って何が何でも相手に勝つという。

 いい意味で言うと、勝つために合理的だと思う手段を躊躇なく実行するという。

 「おりこうさん」ではない。

 フェイスブックがインスタグラムを買収していたことも今考えるとすごいことです。食べ物の写真を撮っていると小学生の子供の口から「インスタ映え?」という言葉が出てきます。

 フェイスブック大儲けですよ。

 それに引き換え、日本では最近ニュースを聞いていると、楽天市場の「一定額以上購入で送料無料」に反発する商店などと、それを応援?するマスコミや公正取引委員会を交えた騒動。

 どうせマスコミも楽天を悪者にして大騒ぎするんでしょう。

 詳しくは知らないので、どっちが正しいのかはよく分かりませんが、断片的に聞こえてくる内容を聞くにつけ、ネット販売では国内でAmazonにつぐ楽天なのに残念だと思います。日本企業である楽天が縮小してなくならないことを祈ります。

 どう考えても、送料が分かりやすくなれば、利用者は便利になるのに。

 私も楽天でも買い物をしますが、送料のことを考えるとどうしてもAmazonという選択肢になるんですよね。

 楽天は送料が何パターンもあってややこしいんですよ。これは安いと思ったら送料を入れると他のものより高いとか。

 送料の基準が明確になれば、何も考えず「○○円以上は楽天で買おう」となるんですが。私の場合。

 国内で、国やマスコミを巻き込んで、こんな足の引っ張り合いをしている間にAmazonなどのアメリカ企業や中国企業にドンドン置いていかれてしまうような気がする・・・。 

頭のいい人は物分かりがいい人が多いかも

 この映画の中でレイクロックは、成功するには「執念」があるかないかと言っています。

 なるほど、そうですね。

 私は思うのです、これは「成功」という大きなことだけでなく、日常の仕事なんかにも当てはまるなと。

 ところで、頭がいい人は頭の回転が早いので、良いか悪いかが早い時点でわかるため、「執念」でなく「スマート」で物事を進めることが多いと思います。

 司馬遼太郎も山内一豊に言わせています。

fun-meigen.hatenablog.com

  本って漫然と頭の中で感じていることが、文字化して整理されているところが素晴らしいんだと思います。

 まあ、そんな私は頭がいいわけではないので、「泥くさく」「ねばり」とかをキーワードにして行こうかなと思っています。娘に嫌われそうですが(笑)。

レイクロックのような人を生み出すアメリカの強さ

 この映画ではマクドナルド兄弟はいい人ですね。

 この関係性は今の日本とアメリカ的な感じとも言えますかね。

 日本が、アメリカや中国に追いついて並んで行くには、ただ頭のいい人でなく、押しが強く、執念を持った日本人が必要なんでしょうね。

 そういえば、司馬遼太郎著「坂の上の雲」を読むと、日露戦争のときの日本も、勝つためにやれることはやりまくっていますよね。

 特に明石元二郎さんの帝政ロシアを倒すための内部工作とかすごいですね。ジェームズボンドよりもスケールがデカいです。

 明治時代の日本は多様性があるというか、とんがった人が中枢にいたんでしょうね。それで、前述したように勝つためにやれることは何でもやっています。合理的に考えて。

 対ロシアの内部工作なんかは「おりこうさん」とは対極の手段です。

 私も3人の子供を育てていますが、今の日本の教育を肌で感じるに、「おりこうさん」を量産するのが目的のような気がしてしょうがないんですよ。

 テレビや新聞などマスコミの報道でも、そういった雰囲気を感じます。

 そのやり方は「おりこうさん」でない人を徹底的に叩きのめすという手法ですが・・・。 

 でも多様性って必要だと思うんです。

アマゾンプライム会員になっていない人が多いのが驚きだった

 やっぱり日本では、定額サービスって流行らないのかなと思うに、割と年齢が高い人と話をしていると、アマゾンプライムなどの定額サービスに入っていない人が多いと感じます。

 私は、アマゾンプライム会員の特典の中で、「お急ぎ便無料」よりも「アマゾンプライムビデオ」にその価値を感じている人です。

 まあ、Netflixを契約している人にはアマゾンプライムビデオに入る必要はないんでしょうが。

 プライム特典で、無料で見れる映画やアニメなどは結構多いですし。

 前述の映画もプライムで見ましたし、最近すごく良いと思ったアニメ「鬼滅の刃」や「ハイキュー」も普通にプライム特典で追加料金なしで見れますし。

 「鬼滅の刃」なんかは、和風の上質のコンテンツだと思うので、海外展開しても面白いと思います。

 子供が見てたので私も見たのですが、40代の私が見てもこの作品はすごくいいと思いました。

 

 でもアメリカは強いですね・・・。

 「おりこうさん」では負けます。

 この記事を書きながら、米国株投資の比重を上げようとの思いが高まってきます。