目次
- 家を新築して10年
- 照明にコスパを考えすぎるとお洒落じゃなくなる
- ライティングレール用の照明が安くなっている
- ライティングレール取り付けには電気工事士の資格が必要
- 新築時にたくさん取り付けてもらうべき
リビングのこたつの上が暗く感じてきたのでDIYで照明を取り付けました。
これから家の新築を考えている人の参考になればと。
家を新築して10年
早いもので、家を新築してから10年が経過しようとしています。
地元の良い工務店の大工さんに建ててもらったからか、特に大きな問題もなく10年が経過しましたが、内部はDIYでちょこちょこいじっています。
よかったところ、後悔しているところがあるのですが、今回はこの後悔しているところのお話です。
照明にコスパを考えすぎるとお洒落じゃなくなる
「コスパ」は大事ですが、照明器具にコスパを考えすぎるとお洒落でなくなります。
まあ、うちがそうなんですが・・・。
私としては、家の中を暗い感じでなく明るい感じにしたかったので、とにかく照度にこだわりました。
「明るい家庭」というイメージですね(笑)。
まあ、電気工事は専門なので、わざわざ一部屋ずつ照度計算をして、必要な照度を考えながら照明器具を選択していったわけです。
通常、シーリングライトには「8畳用」など記載されていますが、正直それでは暗いです。
一つ上の物を選ぶべきだと思います。
また、省エネにこだわりたいのであれば、ビルや病院などの大規模施設で普通に採用されている「パナソニック」「東芝」「NEC」などの照明器具を選べばいいと思います。
安い価格のシーリングライトは省エネ性能が悪いですが、そこも価格差だとは思いますよ、ドライにいうと。
だって、その価格差を省エネ分の電気代で埋めれるかどうかですから。
最近のLED照明は消費電力がそもそも少ないので、大量に照明器具があったり、長時間点灯しっぱなしでなければそんなに差は出ないと思います。
まあ本当は「パナソニック」が王道でありスタンダードなんですが、家庭用ならばNECなんかもいいですね。効率もとても良くて安くてオススメです。
↓ 例えば「NEC シーリングライト」と検索すれば色々商品がみつかります。
うちも、子供部屋にはNECのLEDシーリングライトを取り付けています。
ライティングレール用の照明が安くなっている
よくお店に行くと、天井にレールがあって、そこにスポットライトが設置されて商品を照らしていますよね。
それが、ライティングレール(というか呼び名がいっぱいある。配線ダクト、ショップライン・・・など)です。
10年以上前はそのライティングレールに取り付ける照明器具が高価だったのですが、最近Amazonを見ていると激安でびっくり。
上の記事に書いたのですが、実際に購入してみても普通に明るいし安いしで、これは時代が変わったなと。
中国製のライティングレール用の照明器具の安さがハンパないんですよ。
これでは日本の企業ヤバイですよね。
ライティングレール取り付けには電気工事士の資格が必要
ここで、「後悔したところ」の話なんですが、ライティングレールの取り付けは難しいんです。
新築時にたくさん取り付けておくべきですね。
ライティングレールに取り付ける照明器具はあとでAmazonで買えばいいので。
本格的な電気工事になるので、電気工事店に頼んで電気工事士の資格を持っている人に作業してもらわないといけません。
(ちなみに私は電気工事士の資格は持っているので)
しかも、通常の一戸建てでは、天井裏にアクセスすることは非常に困難なので、天井裏ケーブル配線も大変です。
わりと大掛かりです。
本気の電気工事です。
ケーブルも必要です。
今回はここに取り付けます。
重要なことは、以前取り付けた天井埋め込みスピーカーの開口がなければ配線は不可能だということです。
ビルならば天井に点検口などがあるんですが。
スピーカーを外し、その穴を利用して天井裏に配線していきます。
ピンクの養生テープに、下地センサーを使って検出した下地の位置をマジックで書いています。ここに木ビスで固定するわけです。
はっきり言ってスピーカーの開口があるから取り付けることができます。
あー、スピーカー取り付けておいてよかった。
完成です。
Amazonで購入した安いLEDスポットライトを取り付けました。
こたつの机の上がとても明るくて、キラキラした感じになりました。
家族にも大好評です。
新築時にたくさん取り付けてもらうべき
ライティングレールの取り付けには電気工事士の資格が必要で、その際には専用の器具で絶縁抵抗測定も必要です。
(一応私は電気工事士なので)
しかも、素人の人が工事をして配線接続に不具合があれば火災の恐れもありますので、新築後に取り付ける際は電気工事店へ依頼するべきです。
そして、今から新築する人に向けて言いたいことは、新築時にハウスメーカーや工務店の人に頼んで、たくさんライティングレールを取り付けておいてもらうべきということです。
新築時に取り付けるのは、そんなに手間がかかりませんが、新築後に取り付けるのは難しいですし、結構お金もかかります。
皆さんの参考になれば。
DIY記事をまとめたページを作っています。
よろしければ是非見てもらえれば。