目次
- 投資のためにどこから情報収集するか
- 「みんなNetflixへ行けよ」NetflixやAmazonの台頭
- メディアの中の人と世の中の乖離
- 既存のテレビ新聞などがテクノロジーを理解していないので投資の判断材料にできない
- 田原総一朗さんが言ったマスコミの価値観
メディアでは新型コロナで悲観的な話題があふれ、また、政治家の失言や芸能人の不倫・浮気などスキャンダルなどよくない話題一色です。
投資のためにどこから情報収集するか
数ヶ月前から遅ればせながらTwitterを始めていたのですが、政治や時事ネタのディスり合戦にはホトホト疲れて、心がザワザワしっぱなしでした。
最近見てないので、心の平穏が訪れているのですが(笑)
もともと、トランプさんやイーロンマスクのツイートを見たいと思い、Twitterを始めたんですけどね。
というのも、トランプさんが「フェイクニュース」とよく叫んでいたので、トランプさんの発信とメディアの乖離がどれぐらいあるか知りたかったというのもあります。
Twitterの政治や時事ネタにほとほと疲れていた時、久しぶりに以前から読んでいたブログ記事を久しぶりに見たのですが、その内容に正直ホッとしました。
ああ、私にはTwitterよりブログが向いているのだと。
自分の20年弱の投資経験でいうと、
・テレビや新聞の情報を参考にして投資した際は高い確率で負ける
・ブログ記事を参考にした投資では高い確率で資産を増やすことができた
ということです。
だから私は今後も情報収集はそのようにしていくつもりです。
「みんなNetflixへ行けよ」NetflixやAmazonの台頭
この銀行員のための教科書のサイトは大好きで、きちんと分析された記事が掲載されて大変勉強になります。
投資をするにもとても参考になりますし、世の中を正しく見ることができます。
www.financepensionrealestate.work
既存民放キー局各社が減収となり、番組制作費を12~24%削っているとのことですが、Netflixの番組製作費が1兆円を超えるほど圧倒的に多いみたいですね。
そして、何気なくスマホのグーグルアプリで記事を読んでいたときに面白い記事が。
また、以前読んだ記事でも、製作費が豊富なAmazonプライムビデオやNetflixに製作スタッフなど人材が流れているともありました。
我が家の子供たちも、地上波テレビは「クレヨンしんちゃん」やその他定番のアニメ「世界の果てまでいってQ」や「鉄腕ダッシュ」ぐらいしか見ていません。
それにテレビのCMについてですが、番組は基本的に録画して見ているので、CMはスキップするためテレビのCMをほとんど知りません。
それに好きなアニメなどはAmazonプライムビデオで見ているようです。
ということで、子供たちはほとんどテレビのCMを見ていません。
これでは企業がテレビCMを流す意味がなくなってきます。
新型コロナで企業業績が悪化しているからというわけではないというのが私の感想です。
これが世の中の流れなんです。
メディアの中の人と世の中の乖離
今は科学技術の時代です。
問題は、新聞記者やテレビ局の人たちがこの最新の科学技術に詳しくないことです。
例えば宇宙開発。
イーロンマスクのSpaceXがスターシップSN9のテストを行った出来事です。
まず毎日新聞。
失敗への批判だけの記事で、さらに記事内ではZOZO創業者の前沢氏が月旅行に乗る予定など、科学技術とかけ離れた芸能ネタともいえる本当にどうでもいいことを書いており、科学技術の知見や今後の動向に関する内容が皆無です。
もしこの記事のみを見ている人であれば、世の中を見誤ります。
次に同じ出来事のニュースですが、技術系のサイトでみると、
タイトルも違いますし、記事の内容も全然違います。
新しいことに挑戦し、その途中で失敗したことを叩き、あざ笑うことがいいのか、その失敗を乗り越えて新しいものを作っていくことがいいのか。
過去何度も繰り返されたこのようなことから、アメリカや中国と日本の差がついてしまったのです。
私個人の意見としては、成功も失敗も隠さず公開しているところがすごいと思います。
既存のテレビ新聞などがテクノロジーを理解していないので投資の判断材料にできない
私の経験でいうと、新聞記者を目指す人はかなりの確率で文系だと思います。
テレビ局を目指す人は周りにはいなかったですが、多分多くの方が文系だと思います。
今はテクノロジーの時代で、GAFAMを筆頭に電気自動車のテスラや宇宙開発のSpace X、ボーイングやその他新興企業、それに中国などがしのぎを削って戦っています。
はっきり言って、日本はそのあたりの企業に比べて遅れています。
テクノロジーに詳しくない既存メディアの人が、自分たちの思うシナリオに沿った回答をくれる大学教授などにインタビューして記事を作ったところで内容はどうなんでしょうか。
私は、20年前にある企業の技術屋さんと話をしたことを今でも覚えています。
その技術屋さんは、とある中国の工場に視察に行ったとのことで、驚きを交えて言っていました。
「中国に追い抜かれる」「まずい」と。
これは20年ほど前の話です。
日本の工場は、細やかなこと、見た目のきれいさぐらいしか勝ててないと。
当時というか今でも中国製品はよくないとの風潮があります。
メディアが作った世論的なものです。
はたしてそうでしょうか?
正確には、良い製品もあるし、悪い製品もあるということでしょう。
世の中を正しく見る目と情報を持っていたいものです。
田原総一朗さんが言ったマスコミの価値観
かなり昔の話ですが、多分「朝まで生テレビ」の放送中のことだったと思いますが、ホリエモンこと堀江貴文さんが、
「右も左もないニュートラルなニュースがほしい」
と言ったところ、田原総一朗さんがこう返答しました。
「そんなのおもしろくないだろ」
もう時代は変わっていることに気付いていないマスコミ。
ニュースはエンターテイメントではないと私は思います。
エンターテイメントという観点で取捨選択されている情報を参考にし、投資すると失敗するということだと思っています。