私がこのブログを書いたりYouTubeをやっている理由のうちの一つは、子供たちに私の考えていることや経験を残すためです。
18歳で親元を離れて巣立っていくことを思えば、「どうすればいいの?」→「このブログ・YouTube見て」と答えるのが夢です(笑)。
この記事はそんな観点からこの新型コロナウィルス騒動の記録として書いたものです。
(世間が問題を認識した時から約10ヶ月経過した時点で)
数十年後には同じような新型ウィルスの騒動が起こるかもしれませんから。
目次
日本のメディアの問題点
Windows,Word,Excelのマイクロソフト創業者ビルゲイツが、アメリカの大学生全員にプレゼントしたという本「ファクトフルネス 」に書かれていることですが、悪いニュースの方が人の本能に訴えかける効果があり、注目される傾向にあります。
また、テレビは視聴率が高くないと商売にならないですし、新聞も雑誌も売れなければ商売にならないので、キャッチーなタイトルをつけて、あの手この手で見てもらえるような伝え方をします。
まあ、必要以上に不安をあおってくるということです。
重要なことは、多くの情報から正しいと思われるものを得るというメディアリテラシー教育の重要性が高まっていると思います。
それに、メディアはかなり恣意的に報道しますし。
なぜか飲食店、航空業界、観光業界など色々と死活問題のあるところにはあまりフォーカスしません。
それに政府のホームページをちゃんと見ると、今までの知見とこれからの対策についてきちんと掲載されていますが、それがきちんと報道されているとは思えません。
新型コロナウィルスの感染ルート
初期の頃は分からなかったことが段々と分かってきました。
要約すると、マスクなしの会話が危ないということです。
特に会食が(会話を伴う食事ということですね)。
まあ、感覚的に納得できる感染ルートですね。
ただ、一部のマスコミはこれに批判的で、大阪府知事が苦言を呈してましたけどね(笑)。ちゃんと報道してくれと。
新型コロナウィルス感染防止方法
内閣府のホームページにありましたので抜粋です。
「いつでもマスク」
ということです。
また、食事をするときはマスクはつけられないので、マスクなしでの懇親会や食事に気をつけようということです。
これも、飛沫感染という性質からいうと納得できる防止方法です。
(内閣府ホームページより(2020.11)
ここで思うにマスクを着用するというのは、従来からの日本人の感覚通りです。
日本人の国際機関への盲目的な信頼
当初は、WHO(世界保健機構)がマスクはウィルス感染防止に効果がないと発表していた時もありましたが、あれって日本人の感覚からすると少しおかしいですよね。
国際連合などの国際機関の言うことを鵜呑みにしている報道も見受けられる時もありますし、主にリベラル系の人たちはそういう傾向があるように思います。
まあ、今の国際連合も、経済で世界第3位の日本と第4位のドイツが敗戦国として常任理事国に入れていないのは普通に考えたらおかしいんですけどね。
日本のメディアでは何も疑問にも思っていないようで記事にもなりませんが。
いまだに第2次世界大戦の戦勝国、敗戦国で線引きされているのですから。
政府の発表の仕方は問題あるかも
今回、ソースをきちんと載せようと思って、政府のホームページを見ていましたが、はっきり言ってわかりにくいですね。
厚生労働省のコロナ対策のホームページも分かりにくく、内閣官房のページに行くのに時間がかかりました。
それに、コロナ対策サポーターとか表に出さなくても、どうすれば感染が防げるかということを今まで分かった知見を交えて分かりやすい図表を活用してホームページトップに載せてほしいと思いました。
昭和・平成のスタイルである
「政府が記者クラブでメディアに公表し、メディアが分かりやすく報道する」
という方法が崩れかけています。
今の若者の多くは新聞も読まないし、テレビのニュース番組も見ません。
私みたいな一般的な家庭でも、もう新聞を取らなくなって数年経ちますし、テレビも定番のものを見るだけで、見たいものはAmazonプライムビデオで見るという生活スタイルです。
高校生の子供はまだ私の感覚に近いですが、小学生の子供はもっとデジタルネイティブでテレビよりYouTubeの方が身近のようです。テレビ局の名前も知らないですし。
こんな世の中では、
「政府が自ら分かりやすい資料をネットで公表して、個人がそれを見る」
ということが情報伝達の本筋になってくると思うというか、もうすでに一部の若者はそうしています。
このサイトを見れば素人でも分かりやすくまとめられた情報があると分かっていれば、皆そこにアクセスするようになります。
だから、政府も分かりやすい資料発表をするということが望まれると思います。