目次
- 経験から言うと大学生ノートパソコンは早く買った方がいい
- 大学生用ノートパソコン選びのネット情報がカオスな状況
- 大学生息子に聞く、みんなどんなPC使ってる?
- どう選べばいいか
- 値段はどれぐらいか
- どのメーカーならばいいか
- 生協で購入するのはありか
- 今回実際に子供に買ったパソコンは
経験から言うと大学生ノートパソコンは早く買った方がいい
今年の4月から娘が大学生になります。多分。
最近の大学は、ノートパソコン等を持参して学ぶBYOD(Bring Your Own Device)を推奨しており、さらに、遠隔授業などもあることからパソコンは必須のものです。
2年前に長男が後期試験ギリギリで合格したことから、パソコン購入を3月末に手配したのですが、選べる商品が少なく困った経験があります。
その失敗から、今回は2月ぐらいと早めにパソコンを手配しておくことにしました。
実際、直販ページでも売り切れなどなく、きちんと選べたので良かったです。
大学生用ノートパソコン選びのネット情報がカオスな状況
もう50代になった私は小学生のときに当時珍しかったパソコンにハマり、プログラミングにもハマり、今はMACも大好きになったパソコン大好き人間です。MS-DOSの時代からWindows11までずっと体験しており、今はWindowsだけでなくMacも愛用しているので、人よりはちょっと広い視点で語れると思っています。
そんなわけで、娘のパソコン購入のために、まずはネットでググってみたのですが、まあネットの情報はカオスだな、と思いました。
サイトを見ても第三者からのアフィリエイト的な紹介ばかりで、どれを買ったらいいのか全然分かりません。こんなにも有用なサイトが出ないとは・・・。Googleさんしっかりして。
こんなに分かりにくいのであれば、
「良く分からないので生協でパソコン購入でいいや」
という人が多いのも納得です。
例えば、あるウェブサイトでは、
「大学生にはオフィスソフト(Word Excelなど)が入ったパソコンは必須です!」
といった記述もありますが、今は多くの大学で学生の間は無償で使える場合がほとんどで、オフィスソフトプリインストールパソコンでなくてもいいです。(すべての大学ではありませんが、自分が調べている大学では全部そうなっていました)
それだけで3万円弱ほど値段が違ってきます。
大学生息子に聞く、みんなどんなPC使ってる?
理系大学生の息子に、他の子達はどんなパソコンを使っているか聞いてみたのですが、みんなメーカーはバラバラで偏りはないようです。
生協のパソコンを使っている人も2~3割いるようですね。
2年経過した経験では、軽くてバッテリーが長持ちするパソコンが良いとの息子の意見です。
みんなはDell、HP、ASUS、Lenovoなどいろんなメーカーのパソコンを使っているとのことです。生協のパソコンは富士通が多いみたいですね。
ノートパソコンは10~25万円程度する高価なものです。
お金に余裕のある人は高価で軽くて性能の高いものを購入すればいいとは思いますが。
ただ、必要以上に高いものを購入することもないと思います。
どう選べばいいか
一番重要なのは、その大学のサイトでパソコンの推奨仕様を調べることです。
その仕様以上のパソコンを買えばいいのです。
とは言っても、選択肢はいっぱいあるし、高額だし、迷いますよね。
それに大学によっては、推奨スペックを公表しているところとしていないところがありますね。
いろんな大学のサイトを見てみましたが、東京の私立大学はあまり公表してなく、関西の私大や国立大学は公表している傾向ですね。
それらのサイトを色々と調べたうえで、私が必要だと考えるスペックを書きました。
独断と偏見と言われるかもしれませんが、外れていないと思います。
ただ、ちょっとスペックは高めかもしれません。これは4年間は使うので性能の良いものを買った方がいいとの経験によるものです。
私は実際にこのスペックのパソコンを買って子供に渡します。
OS(オペレーティングシステム)
Windows11
(私はMacは好きなんですがやめた方が無難です。どちらかというとMacを大学生用に使うのは上級者向けだと思います。趣味用に使うのはいいかも)
サイズ
画面サイズ 13インチ~14インチ
重さ ~1.4kgまで
(軽ければ軽いほどいいがその分値段も高くなる)
バッテリー稼働時間 8時間以上(長ければ長いほどよい)
文系
core i3又はRyzen3以上(12世代以上が望ましい)
メモリ 8GB以上
ストレージ SSD256GB以上(512GBがおすすめ)
※経済学部やデータを扱う学部などでは理系程度のスペックを要求される場合があります
理系
core i5又はRyzen5以上(13世代以上が望ましい)
( 最新のCoreUltraならなお良し)
メモリ 16GB
ストレージ SSD 512GB以上
※理系は学部により必要スペックが盛られている場合があるのでホームページでチェックが必要ですが、これ以上のものを要求されることはあまりないと思います。
ちなみに、Core i5と言っても、世代が違うと処理速度が違います。2~3世代前なのに、
「Corei5です!!!」
とか大きく宣伝して高値をつけている商品を見ると嫌になってきます。
どう考えても新しい世代のものがいいですよ。
2024年2月時点でメインで売られている最新のものが13世代です。
「Core i5 13*****」とi5の後ろに続く数字が世代数を表しています。ここが11ならば11世代というわけです。
2024年2月で、インテルの最新プロセッサが搭載されたパソコンが出荷されています。
それが13世代続いた後の新シリーズとなる、Core Ultraです。
13世代のあとは、どうやら14世代とは呼ばずに、新第1世代とか言うようですね。ちょっと呼び方はまだはっきりしていないのですが、そんな感じです。
だから、2024年2月時点で購入するなら、13世代か、新第1世代のCoreシリーズがおすすめです。
ただ、新しいこともあり、このcoreultraの搭載パソコンって20万円越えなんですよね。
でも、後で紹介する私が購入したパソコンはCoreUltraなんですよ! 私が欲しいぐらいです(笑)
値段はどれぐらいか
文系のスペックで10万円ちょっと、理系のスペックで15万円前後でしょうか。
直販サイトで探せばもう少し安くできますし、重くてもいいならばもう少し安いかな。
どのメーカーならばいいか
日本メーカー!と言いたいところですが、海外メーカーの方が断然コスパはいいです。
サポートや安心感など、どうしても日本メーカーがいい、という人はそちらの方がいいですが、世界規模で見た場合、出荷台数規模が全然違います。
だって、多くの人はスマホはiPhoneやGalaxyやPixel使っているでしょ。
おすすめは、
デル(Dell)アメリカ
ヒューレットパッカード(HP) アメリカ
マイクロソフトサーフェイス アメリカ
レノボ(Lenovo) 中国 元はIBM
エイスース(ASUS) 台湾
日本メーカーなら、富士通・NECあたりですね。
デル、ヒューレットパッカード、レノボは直販サイト購入で安く買えます。
サーフェイスや日本メーカーのものは家電量販店などにも多く置いていますね。
この中で、私の買ったことのないパソコンはヒューレットパッカードですね。でも嫌いではなくていつかは買ってみたいと思っています。
レノボなんかも良かったですよ。
生協で購入するのはありか
欠点は、性能の割に高いことです。
良い点は、保証やサポートが充実しており、店舗が大学にあることです。
本当に不安な人は生協のパソコンでもいいとは思うのですが、パソコンがないと死ぬわけではないですし、分からないところはググればだいたい解決するので、これを機会に自分で解決することをやってみることをお勧めします。
今回実際に子供に買ったパソコンは
デルのInspiron13です。本体14万7千円から学割を使って少し安くなりました。
念のため1年間のサポート契約を1万円弱で追加しました。
スペックですが、理系のため盛っています(笑)。だから長く使えます。というか僕が欲しいくらいのスペックです。
プロセッサは、13世代より新しい最新のCore ultra5
メモリは、16GB
ストレージは512GB
デルの公式では、バッテリー持続時間は掲載されていないのがつらいところですが、映画を5本見れるそうなので10時間ぐらいは使えそうです。
今回の新しい世代のCPUからは低電力消費のコアが追加されており、13世代よりもさらなる省電力とバッテリー駆動時間が長くなるようです。
これと同じスペックで日本製となると軽く20万円を超えます。
ちなみに、2年前に息子に買ったのも同じInspiron13です。スペックはcore i7の16GB,512GBなので、今でも快適に使っているようです。
ちなみに息子のinspiron13と私のMacbook(M1)との大きさ比較写真です。
左がMacbook(M1)、右がinspiron13です。
ほとんど同じぐらいの大きさです。
トラックパッドがMacの方が大きいですね。それ以外は指紋認証もありますし、キーボードの大きさもほとんど同じです。
次はポートの比較です。
上がinspiron13
下がMacbook(M1)
Macbookよりもポート類が充実しているのがうれしいですね。
右上のポートはUSB-Aです。
デルの方は、HDMI端子もありますね。MacはシンプルにUSB-Cだけです。潔いですね(笑)。それがMacなんですが。
ちなみに、デルにはInspiron14という安くてコスパ最強のパソコンがありますが、なぜ大学生用にしなかったのかは、次の記事にしようと思っています。
ちなみに、Inspiron14は私の愛用パソコンです(笑)。