目次
- この医療費控除制度の上限額を考えた人は本当に偉いよ
- この時期になると話題になるが
- 現在は医療費に対してずいぶん補助や助成がある
- 助成制度があるため医療費10万円まで届かない場合が多い
- 国やマネー記事がお得感を醸し出しているだけでは(笑)
この医療費控除制度の上限額を考えた人は本当に偉いよ
というのもこの時期になると「控除、控除」って話題になるけど、この10万円という額を微妙に超えないんだから(笑)。
検索をすると、多くの記事がヒットして医療費控除の申告のやり方を書いてくれているし、「控除」っていい響き?なのでお得な感じがするのですが、これって対象になる人はどれぐらいいるんだろうか?と思っています。
まあ、この時期の風物詩的な感じですかね。
この時期になると話題になるが
我が家は子供3人いる5人家族で、それなりに医者にも行くし、今年は私も少し医者に多くかかったので、医療費控除を受けるべく確定申告の準備をはじめました。
毎年いろんな出来事があるので、それなりに医療費が必要なため、毎年医療費がどれぐらいかかったかこの時期に集計するのですが、なかなか10万円を超えないんですよね。
ちょうどこの時期になると健康保険から医療費のお知らせが届くのですが、例によって10月ぐらいまでしか集計されていないので、保管していた医療費の領収書を全部机に出して、「お知らせ」に掲載されていない11月・12月の医療費の領収書を見つけ出してはエクセルに入力して1月~12月の医療費を集計しています。
面倒ですが、まあ昔は「お知らせ」が使えなかったので、すべての医療費の領収書を足し合わせていたことを考えるとずいぶん楽になったものです。
現在は医療費に対してずいぶん補助や助成がある
子供のいる方はご存じだと思うのですが、子供は医療費無料か格安です。
お住まいの自治体で医療費助成制度があるからです。
自治体によって何歳まで無料か、所得制限の有無、200円~500円の自己負担あり、など様々な違いがあるのですが、窓口で医療費を支払いが無いか、大人に比べて格安なんです。
しかし、下記サイトは全国の制度がまとまっているのでわかりやすかったのですが、自治体によって制度がかなり違いますね。
私も引っ越しするために、どの市町村に住むかを考える要因の一つとして、医療費助成制度の内容も考慮していました。
子供を育てていて本当にありがたい制度です。
日本は終わってないですよ。本当にいい制度です。
昔は、住んでいる自治体によって「小学生まで」、「中学生まで」など、その対象範囲にずいぶんばらつきがあったのですが、最近は割と横並びになってきて落ち着いてきています。
他にも、1か月の間に一定額以上の医療費を支払った場合は、高額療養費制度があり、後で払い戻されたりします。
また、出産の際には「出産育児一時金」が現在は42万円もらえます。
昔は30万円ちょっとだったと思うのですが、10年以上経過して結構増えていますね。
それに、難病に該当する病気の場合もいろいろ助成などがありますね。
書いていると、本当に医療費の面では日本は恵まれた国と言えます。
助成制度があるため医療費10万円まで届かない場合が多い
今年も計算してみると、10万円を超えていましたが、助成制度を差し引くと9万円台になりました。
毎年こんな感じになるときが多いですね(笑)。
出産の際も、出産育児一時金がもらえたので10万円を大きく超えることはありませんでした。
まあ、これはあくまで我が家の場合で、もちろん病気がちな方がいれば大きく医療費がかかるのかもしれませんのでそこは。
国やマネー記事がお得感を醸し出しているだけでは(笑)
毎年この「医療費控除」は、ネットのマネー記事界隈をにぎやかにしてくれますが(笑)、あまり労力に見合った控除額がないんですよね。
「医療費控除」という制度は大変ありがたいもので、その年に不幸にも医療費が多くかかった人を助けてくれるものだとは思っています。
国のその気持ちはありがたいのですが(笑)、この10万円という絶妙なラインをもう少し下げてもらえないかな(笑)と思う次第です。
よろしくお願いします。