目次
どのスピーカーを選ぶかが大変
次に肝心のスピーカーをどれにするかということですが、これはギリギリまで非常に迷ったことです。正直に言うと、家を建てる時に考慮しておいた方がよかったなということです。
天井埋め込みスピーカーの商品をネットで調べると、家庭用というよりは、cafeなどの店舗用といった感じ。つまりプロユースです。
家庭用は売れないのかほとんどラインナップがありません。パイオニアが出していましたが、今は生産中止になっています。
ブログで紹介しているものも少ない。オーディオ施工業者が少しだけ施工例を紹介しているぐらいで、当然各製品の口コミも非常に少ない。
施工例は豪華なものがほとんど
それに、オーディオ施工業者がホームページなどで紹介している施工例は、とても高価な天井埋込スピーカーを使用した豪華なものが多いです。AV機器に大金をかけている人々と施工業者のシステムの施工例です。まあそれが一般的なんでしょうね。
まあ、オーディオに凝ったお客さんを満足させるために、高価な製品を高いお金をかけて慎重に取り付けているわけで、これは仕方ないですね。
しかし、この高級路線は私の求めているものとは違います。私は必要でないコストを抑えて、音質とコストのバランスを図りたいのです。
スピーカーを3つに絞る
そういう意味で事例が少ないのは仕方がないのですが、ネットでじっくり調べたり(すごく時間がかかった)、検討したりしてみようと。
ちなみに、施設の業務放送用ではなく音響用なので、ローインピーダンスのものを使います。
「天井埋込スピーカー おすすめ」で検索した時に、数千円の安いスピーカーが出てきますが、これは施設用のハイインピーダンスのものの場合が多いので注意してくださいね。家庭用のオーディオ用アンプは、ほぼローインピーダンスなので、スピーカーもローインピーダンスのものを購入します。
いろいろ調べたり口コミを見たりして最終的には、BOSEのDS16FかヤマハNS-IC 600かヤマハVXC4wの3つに絞りました。JBL、speakercraft、等色々あって音も良さそうだったのですが、とても高価ですよね。出せる金額に余裕があればそのメーカーもいいかもしれませんよ。
BOSE DS16F
ヤマハ VXC4w
VXC Series | スピーカー | 製品情報 | ヤマハプロオーディオ
ヤマハ NS-IC 600
NS-IC | スピーカー | 製品情報 | ヤマハプロオーディオ
私の家のリビングやダイニングの状況では、スピーカーは2個でも大丈夫と思うのですが、妻がキッチンで作業しているときに聞きたい。食事しているときに聞きたい。とのリクエストと、まんべんなく部屋に音楽が降り注ぐようにしたいと思い、4個設置することにしました。
しかし、4個取り付けようと思ったらすごい金額ですよ。BOSEとヤマハVXC4Wは1個で1万3千円ぐらい。NS-IC600は2個で1万5千円ぐらい。 このスピーカーの大きな違いは、BOSEとVXC4Wは、バスレフ式で低音が豊かな点。
しかし、スピーカーコーンの大きさはNS-IC600の方がはるかに大きい。ツイーターも付いている。 迷った挙句、ヤマハNS-IC600にしました。
このスピーカーを選んだ理由
・自分の求める、自然できれいな高音が出るであろうというイメージ。ヤマハというブランドと、ツイーターが付いているので高音がきれいに出ると思ったこと。(ツイーター好きなんです。車にもツイーターを後付けしてるぐらい)そして、昔(30年ほど前)に私の親がヤマハの高いオーディオアンプを使っていて、それがきれいな音をしていたこともちょっと考慮しています。
・バスレフ式で豊かな低音というよりは、うちの家の使い方としては、きれいで自然な高音を期待する。
・値段が他のものに比べて安い。
・BOSEは、お店で聞くと小さいスピーカーなのにパワフルでいい音ですばらしい思うんですが、私のイメージとしては低音の効かせた映画やホットな音楽を聴くときはベストだと思うのですが、今回は「パワフル」と言うより「爽やかな感じ」が欲しいと思ったので。(イメージだらけですね・・・)
・バスレフ式の2つのスピーカーは1個あたりの重量が重いということ。私の現場経験では一般的な9.5mmの天井ボードへの取り付けでは不安で、天井内構造部材から支持する必要があると思ったから。つまり取り付けが大変。通常、業務用の施設では一般放送用のスピーカー(ハイインピーダンス)は軽いので、天井に設置というよりは置いてあるだけで、天井に重いものを取り付けるときは構造体から何らかの支持又は落下防止措置を取っているからで、家庭用でそこまで本格的にする必要があるかと考えたから。
・これはとても重要なことですが、天井裏や壁へのケーブル配線を考えた時に、スピーカーの天井開口寸法で自分の頭が天井裏に入るかどうか。つまり、天井点検口がなければ天井裏配線は極めて困難です。通常は近くの埋め込み型の照明器具を外したり、新規に開けた開口から天井裏の様子を見て配線するのですが、うちの家ではダウンライト以外は直付けの照明器具で、近くに天井点検口はないのです。
イメージ半分、施工性半分といった基準で決めています。
さて、次回は施工編として、ケーブル選定や具体的な施工を書いていきたいと思います。
↓このお店で購入しました。
全く問題なく購入できたので良かったです。
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YAMAHA NS-IC600 2本ペア 天井埋め込み型スピーカー ローインピーダンス 価格:15,984円 |
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