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配当金の額が大きいと素直にうれしい
もう9年前に株主優待狙いで購入したFCM株式会社ですが、郵送されてきた配当金計算書の配当金額(2017.4.1~2018.3.31)が16,000円あったのでうれしい驚きでした。
配当金確定時の株価と現在の株価の違いは多少あると思うので誤差はありますが、ザクッと計算すると、現在の株価が346,000円で、200株保有しているので、
16000 / 692,000 = 2.3%
こうしてみると配当利率はそんなに高くないですが、写真のように16,000円の配当をもらえると素直にとてもうれしいですね。
妻に自慢(笑)していると、妻も投資の力を実感しているようです。もっとやらねばと。そういえば、楽天証券では配当が入るとメールがくる機能があるようですが、それを見て妻がやる気になっていました。
行動してみることで人生は開ける
そういう意味では、ネットで記事を読むよりも、実際にやってみることは大事だなと今更ながらに実感します。愛読している加藤諦三さんの「行動してみることで人生は開ける」の通りですね。
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行動してみることで人生は開ける まず、できることから、やってみる (PHP文庫) [ 加藤諦三 ] 価格:555円 |
家計のためでもあるのですが、社会の勉強のためにも株式投資はしたほうが人間的に成長すると思うのです。あまり上から目線だと妻に怒られるのですが。でも単純に配当がもらえれば資産は増えるのでうれしいものです。
優待商品は百貨店共通商品券
ところで、このFCMの株主優待は全国百貨店共通商品券です。この優待は珍しいです。私が購入した9年前は100株で確か5000円の商品券をもらえたのですが、数年前に変更になり、200株保有で1年以上継続保有した場合に優待がもらえるようになったという経緯があります。
(2018.6ホームページより抜粋)
9年前の株価はかなり安かったので優待利回りが良くて、しかも百貨店の商品券は妻がとても喜んでいたので素晴らしい優待銘柄だったのです。
上記変更があった時に100株買い増せばよかったのですが、かなり高くなっていたので迷った挙句買わずにいたのですが、1年ほど前にやっぱり株主優待も欲しいので100株追加購入したわけです。
あの時迷わずに購入しておけば・・・
しかし、1年以上継続保有でしか優待がもらえないので、ブランクが空いてしまいました。やっぱりいつも後悔することとしては、あの時迷わずに購入しておけば良かったということばかりですね。
報告書の内容が素晴らしいと思う
私は金券関係の優待を警戒しているので、この銘柄の報告書はよく読むようにしています。
感心するのは、この会社の報告書は他の会社に比べて単純で分かりやすく、要点のみ書いてあることです。工夫されています。
社長の意向が強く入っているように感じますし、分かりやすく伝えたいという思いが伝わってきます。
この報告書は単純ですが、こういう形で出そうと決断した人はとても頭が良くて実行力のある人だと思ったわけです。報告書の社長の写真を見ながら、この人が考えたんだろうと勝手に思っています。
ちょっと変な着眼点だということは分かっているのですが、こういう人が社長の場合は結構信頼できるのではないかと思ったわけです。
社長交代の際の報告書は最高の出来
興味深いのは、その社長から新しい社長に交代していたことです。しかも異色の経歴です。工学部を卒業後、証券会社を経て、会社のものづくりと社長とおご縁を感じて入社したとあります。しかも社長就任の動機が「押しの人情に根の熱さで即決しました(笑)」と書いています。こういうの好きです私は。
この紹介記事を読んでいると新しい社長は安国寺恵瓊の言う所の「さりとてはの者」という感じですね。本当にここの報告書は手作り感があって好感の持てる報告書です。買い増そうかな。
昔に仕事で、ある会社に出向いていたときのことを思い出します。そんなに大きくない会社だと社長の権限が強いもので、送り込まれてくる社長が優秀な人なんですよね。自分のカラーが出せるのは責任もあるけどやりがいもありますよね。
さらにここは古河電気工業が55.1%の株を保有しているので、まあ大丈夫かなと思うところもあるわけです。
そういうわけで警戒する金券の株主優待銘柄ですが、1年前に100株追加購入に踏み切りました。株主優待がもらえる日が待ち遠しいです。
2018.6月の株価 3,460x100円
PBR 1.31
PER 14.74
配当利回り 2.05%
優待利回り 1.45%
こうしてみると、利回りも優待利回りも抜群にいいというわけではなく普通ですね。
しかし、私はこの会社がいい意味ですごく気になるのと、百貨店商品券がもらえる→妻の機嫌がよくなる、という理由で長期継続保有一択です。