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中学1年生2学期期末テスト勉強中
3人目の中学生の子供は公立中学校に通っていて、まだ塾には通っておらず、通信教育のZ会をやってます。
1、2人目の子供にもそうしたように、1年生の成績を見て2年生から塾に入れるか、3年生から塾に入れるかを決めるつもりです。
だから、できるだけ親が勉強を見ようと考えてそうしています。
ただ、英語はECCに通っています。なぜこうしているかは過去の記事で。
今回は、この3人目の子供のテスト勉強で、勉強を教えているときに気づいたことを記録しておこうと筆を取りました。
中学生にも大学入学共通テストの影響が
昨年、センター試験から大学入学共通テスト(以下「共通テスト」と記載。)に変更になりました。
記述試験の導入、英語4技能、外部試験の活用などが話題でしたが、いろんなことがあってこれらは導入されませんでした。
しかし、内容は確実に変わっていました。
1人目の子供も受験したので、その問題を少し解いてみたのですが、ちょっとびっくりしました。
「これは国語力がないと厳しい。」
これが私の感想です。
社会人を長くやっているもうすぐ50歳の私ですが、この問題で高得点を取れる若者は素晴らしいなと。
単純な「問い」と「答え」ではないんですよね。
記述試験の導入は延びましたが、内容は確実に変わっています。
この教育を受けた若者は、このテストで優秀な点数を取れる若者は本当の意味で、私のようなアラフィフより優秀だと思いました。
高齢者寄りのマスコミが全然このことを伝えないことに憂慮します。
「今時の若いものは・・・」ではないんですよ。
もう負けてるよって・・・(笑)
英語についても、今の中学1年は英語の進度も早く、中学1年生なのに私の感覚ではもう昔の中学3年生レベルの英語ではないのかなと思っています。
ECCの先生との面談の時も、「難しくなっている」「このレベルを中学1年生でやるのか」と言ってましたし、中学校の英語の先生も同様のことを言っていました。
ただ、同時に「この勉強についていける人がどれぐらいいるのだろう」とも思いました。
勉強のできる人とできない人の差が激しくなってしまう、というのが素直な感想です。
確実に「読書」が学力の差になると確信した
1、2人目の子供たちは読書が好きでした。
うちにはNintendo Switchもありませんし、プレイステーションもありませんが、iPadは1台ずつ持たせています。
iPadにはスクリーンタイムをかけていますのでゲームはできません。
ただ3人目の子供は任天堂2DSを渡していましたが、これが失敗かなと。
3人目の子供は読書が好きではありません。
今時の子供らしく、YouTubeでマイクラの動画を見たりするのがとても大好きで、読書が好きだった上の2人と違いです。
テスト勉強中に3人目の子供を見ていて感じた事は、語彙の不足、文書を読むことに慣れていない、机で集中して座ること、長い問題文を正しく読むこと、知識の量など、明らかに上の2人の子供と差があります。
YouTubeやゲームの悪しき影響だなと。
いやYouTubeも素晴らしい内容のコンテンツもあるので、一概に悪いとは言えないんですが。
だから、今からでも読書の習慣を身につけてもらおうと、楽しく読書することを体験してもらおうと強く思いました。
だって、これは大学入学共通テストに直結する問題です。
そして、社会に出てからの生きる力にも直結する問題です。
そういえば塾の先生も言ってた
塾のセミナーに行った時に先生が言っていたことを思い出しました。
大学受験が変われば全て変わると。
確かにそれを実感しました。
大学入学共通テストの問題を見て、中学生のテストや教科書を見て、それは確信に変わりました。
日本の教育は良く変わっていっています。
私たちが知らないだけなんです。
受験生を学生を心から応援します。
ちなみに今の中学生の教科書が素晴らしい
技術家庭の教科書や保健体育の教科書を読んでいたのですが、これ素晴らしいなと。
その辺に売っている実用書が不要なぐらい優秀な本だなと思いました。
遺伝子組み換え食品、食品の栄養、消費期限と賞味期限、日曜大工に必要な材料や工具の知識、少子化と女性特有の病気の関係、その他色々なことの正しい情報が書かれていました。
まあ、ここにお金の運用のことなどが書かれていれば完璧だな(笑)と思いました。
もうすぐ50歳の私が見てもこれは素晴らしい本だと思いました。
なんだ、マスコミが言うほど教育は悪くないなと。
やはり自分の目で見ることが大事だと改めて感じた次第です。